老化治療・若返りプログラム実践記録 １４日目
老化は病気の一つであることがわかり、治療できるようになってきた現代、まずは自分への老化治療・若返りプログラムを実践してみての記録 １４日目です。
１３日目の実践記録はこちら
【老化治療・若返りプログラム実践記録 １３日目】
そもそも老化治療・若返りプログラムって何？ という方はこちら
【抗老化（アンチエイジング）を超えた若返り（リバースエイジング）の必要性】
今日は老化治療・若返りプログラムの１４日目、若返り期間の２日目です。
・エラスチンは健康・美容と密接な関係がある。
・エラスチンは２５歳前後をピークにどんどん減っていく
・エラスチンの合成量を再び増やすことが若返り期の主な目的である
ということを昨日は書きました。
ではエラスチンは老化・若返りとどう関係するのでしょうか？
まず、見た目＝肌の老化・若返りについて見てみます。
肌は多くの種類のタンパク質で構成されており、最も多いタンパク質がコラーゲン、その次に多いのがエラスチンです。
あなたはコラーゲンと聞くと、どんなイメージを持つでしょうか？
コラーゲンゼリーも発売されていますから、柔らかい、プルプルした印象を持つ人が多いと思います。
ですが実際は、コラーゲンは硬い繊維なんです。
（本来は硬い繊維であるコラーゲンは、加熱して変性させることで柔らかくなります。肉を煮込むと柔らかくなるのは、肉の中に含まれるコラーゲンが変性したからです）
そして多くの方がイメージしている、柔らかくてプルプルした繊維に近いのはエラスチンになります。
引用：生体のしなやかさを維持するタンパク質 エラスチンいかに身体のしなやかさを維持するか（https://katosei.jsbba.or.jp/view_html.php?aid=1593）
引用：日経クロスウーマン（https://woman.nikkei.com/atcl/doors/wol/trend/15/105974/101600016/）
上の図のように、硬い繊維であるコラーゲンとコラーゲンを柔らかく繋いでいるのがエラスチンです。エラスチンのクッションがあるから、肌を指で抑えた時にぷるぷると弾力とハリを感じることができるんです。
これは肺や血管、靱帯、子宮なども同じです。
外からの衝撃に弾力で耐える肌に対して、肺、血管、靭帯、子宮などは内側からの力で膨らんだり引っ張られた時に、柔らかい弾力で伸び縮みする必要があります。
その柔らかい弾力を支えているのが、エラスチンです。
老化が進むと肌のエラスチンがなくなって弾力やハリがなくなり、しわ・たるみができるのは見た目ですぐにわかります。
ですが体の内側では、肺が硬くなって呼吸が浅くなったり、血管が硬くなって全身の血流が悪くなったりしているんです。
血管が硬くなるというのは、どういうことでしょうか？
例えば若い人の血管はゴムホースのように柔らかく、伸縮することによって血流をあげることができます。
対して老化した血管は、ガスバーナーのゴム管のようにガチガチになり、伸縮して血流を上げることができなくなってしまっています。
肺が硬くなると呼吸が浅くなって酸素を吸い込む量が減り、血管が硬くなると酸素を運搬する血流が悪くなる。
ダブルで全身の細胞が酸欠状態になり、機能が低下する。
これが内臓の老化です。
エラスチンの体内での合成量は２５歳前後でピークを迎え、以降は急激に少なくなることは以前にも書きましたね。
なので、「エラスチンを増やそう！」と思ってエラスチンを含む食べ物をただ食べても、そもそも体にエラスチンを作る機能がなくなっているので、肌や肺、血管のエラスチン量は増えません。
（エラスチンを含むタンパク質は、食べると胃腸でバラバラのアミノ酸に分解され、細かくなった後に吸収されます。バラバラになった時点で元々の機能は失われているので、吸収したアミノ酸を材料にして、体の機能でタンパク質を改めて合成する必要があります）
だから若返り期では、そのエラスチンを体内で作り出す機能そのものを高めていくんです。
体内でエラスチンを再び作れるようになると、肌もハリや弾力を取り戻しますし、硬くなっていた肺や血管、靭帯が柔らかくなって、全身の細胞に十分な酸素や栄養が行き渡り、細胞の機能が高くなる＝内臓の若返りになります。
それでは、若返り期間２日目の結果報告です。
１月２０日 若返り２日目 プログラム１４日目
※プログラムは１５日間行います。
準備期間５日、抗老化期間７日、若返り期間３日です。
体温：36.7℃（前日-0.6℃、0日目+0.2℃）
お通じ：昼 形通常 臭いほぼなし 紙付着せず 沈む
体重：66.9kg（前日+0.5kg 0日目-3.9kg）
体脂肪：18.7%（前日-0.1% ０日目-3.8%）
ウエスト：78.2cm（前日+0.8cm ０日目-3.8cm）
体重は少し増えていますが、体脂肪率はほぼキープ。
ということは、脂肪が増えたのではなく、筋肉が増えたのではないかと推測されます。
毎日書いていることですが、肌のつや、スベスベもっちり具合がどんどん上がってきています。
内臓は直接見えないので断定はできませんが、肺や血管も同じように柔らかくなっている実感があるので全身の若返りになっているのではないかと思います。
というのも、私は定期的に運動をする習慣があるのですが、今日は久しぶりに走ってみたんです。
普段なら5分も走れば息が上がるのですが、今回は30分走ってほぼ息切れなし。
体感としては呼吸がしやすく、走っている最中でも十分に息を吸える感覚がありました。
肺や血管が柔らかくなり、酸素をたくさん吸うことができ、全身に効率よく酸素運搬ができたのではないでしょうか。
年齢によって少し歩いただけで疲れてしまう、階段を登るだけで息が上がってしまうという方にも、老化治療・若返りプログラムはおすすめできますね☀️
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これからも毎日、自分に対して老化治療・若返りプログラムを行った結果、どのような変化が出たのかを記録し、公開していきます。
「もう歳だから……」という場面が増えてきたあなたにこそ、読んでいただきたいと思います。
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いたみわすれ整体師 山川翔一
