「朝型か夜型か」は遺伝子で決まっている!?

“30秒”私にください!
整体×栄養×エネルギー療法で、手術や薬に頼らずに元気になる

いたみわすれ整体師の山川翔一です。

あなたは、朝型ですか? 夜型ですか?

どちらでもない昼型、という方もいるでしょう。

実は、この朝型や夜型という性質は、その多くが遺伝子によって生まれつき決まっていることをご存知でしょうか?

近年の研究で、概日リズム(サーカディアンリズム)を制御すると言われる、時計遺伝子がいくつも発見されています。

概日リズムというのは、一般的には体内時計と呼ばれるもので、その生物が活動を始める時間と、活動を休止する時間の周期、リズムのことです。

ちなみに、この概日リズムを調整しているのは脳の中にある「松果体」という組織で、この松果体が正常に機能しないと体内時計がどんどんずれていってしまいます。

当院の施術では、頭蓋骨調整やエネルギー療法で松果体の機能を回復させ、体内時計を正常にすることも行なっています。

話を戻しまして。

何時ごろに目が覚めて、何時ごろに眠くなるかという概日リズムの軸は、遺伝子によって約50%決定されると言われています。

ちなみに、概日リズムに関する研究の歴史は古く、昔はオジギソウの概日リズム研究が論文として1729年に発表され、1962年に人にも概日リズムがあることが発見されました。

1997年に人の時計遺伝子が発見され、2017年にはHallらが「概日リズムを制御する分子メカニズムの発見」の功績でノーベル生理学・医学賞を受賞しています。※参考:STUDY HACKER(https://studyhacker.net/sakura-hozumi-interview01)

朝型と夜型は生活習慣の差と一般的には思われてきましたが、思った以上に遺伝子の影響が大きいということです。

遺伝子の関与は、先にも書いた通り約50%とされています。

なので、努力次第では朝型の人が深夜に活動することも、夜型の人が朝に活動することも、不可能ではないでしょう。

実際、朝型の人が眠気を抑えて取引先と深夜まで飲んでいることもあるでしょうし、夜型の人が眠気を抑えて定時出社することも多いと思われます。

ですが、無理は禁物。

努力すればできるということは、逆に言えば努力しないとできないということ。

夜型の人が朝に無理に活動することによって、死亡リスクが10%上がる可能性があるという研究もあります。
参考:AFP BB Newshttps://www.afpbb.com/articles/-/3171072

健康に問題が出てくるということを考えると、もはや気合、根性の話だけでは済まないでしょう。

余談ですが、文科省では「早寝早起き朝ごはん」を推奨しています。

早寝早起きを定着させるために、朝食を摂ることによって体内時計を整えることが有効だとか。

しかし、欧州の実験グループがこの課題に取り組んだ結果、朝食を摂ることによって体内時計は調整されない、という結論になっているそうです。

ただし、朝食を摂る事によって体内時計には影響はありませんが、胃腸が活動を始める、血糖値が上昇するなどの影響で、午前中の眠気を抑える効果はあるので、朝食を摂る事自体は推奨されています。

また、朝食を摂るということは、布団から出てリビングに向かうということで、その間に日光を浴びることにより、体内時計が早まることが考えられます。

体内時計の調整に関しては、光、とりわけ日光の関与が大きいと言われています。

ただし、この「日光を浴びて体内時計を早める」という方法は元々朝型や昼型の人にとっては有効でも、夜型の人にとっては頑張って早寝早起きをしてもなかなか体内時計の時刻が早まらず、寝起きが楽にならないばかりか早起きした分だけ睡眠不足になることすらあるとか。

なかなかに繊細な問題のようです😇

理系、特に医療従事者の方々の中には、睡眠や概日リズムがどのような仕組みで制御されているのか気になっている方もいると思いますので、概要を説明してくれているサイトも載せておきます。
医療関係者向けサイト サノフィ(https://e-mr.sanofi.co.jp/useful/internal_rhythm02

睡眠に関しては現在進行系でどんどん研究が進んでいる分野なので、あくまでも現段階での研究結果では、という前提になりますが、明らかに自分の体質とライフスタイルが合っていないと感じている方は、働き方を含めた生き方そのものを見直す必要があるかもしれません。

朝型の人は、早朝に作業を始め、昼には終える。

夜型の人は、夜に作業を始め、未明には終える。

そんな自分の体質に合った生き方、生活ができるように、自分の環境を整えるというのも、一つの選択です。

幸い、現代はフレックス制度も注目されています。

自営業の方であれば、自分のライフスタイルと顧客のニーズのバランスを見ながらにはなりますが、仕事の時間を自分である程度決めることができますね。

ちなみに私は完全な夜型です。

今でこそ自分が完全な夜型である自覚がありますが、これは自分なりの検証に基づいたものです。

小学生低学年の頃は、私も朝6:30のデジモンから始まり、ニャンダー仮面やクラッシュギア、戦隊モノや仮面ライダーを見て、9:00 におジャ魔女どれみが終わり、題名のない音楽会が始まるまでの時間を楽しみにしていました。
(このあたりのタイトルに反応する方がいれば、同世代です)

しかし、小学校4、5年生くらいになると、朝6:30に起きるのが苦痛に感じるようになりました。

テレビを見たい欲求より、寝たい欲求の方が強い状態。

無理やり起きたけれど、テレビを見ながら寝落ちすることもありましたし、諦めて布団から出ない日もありました。

ですが、小中高は登校時間が決まっています。

平日は朝起きないわけにはいかなかったので、眠いながらも、無理やり起きて登校していました。

大学生になって、自分で自由に授業を選択できるようになってから、本格的に検証を始めます。

1限目から授業を入れた日、2限目から授業を入れた日、午後から授業が始まる日を設定して、その日の自分の体調を観察してみたんです。

その結果、午後から授業が始まる日=午前中に起きない日の方が、明らかに体調が良いことを発見しました。

ちなみにその時、週に1日は「何も予定がない日」というものを確保しておかないと、自分の作業効率が落ちることも発見しました。

平日に学校、土日にバイトという生活をしていると、授業内容の理解度がどんどん落ちてしまったんです。

その後、土日のバイトを片方だけに限定し、週に1日は何も予定がない日を確保する事によって、成績は回復しました。

話を戻します。

大学3年の後半になると、卒論研究が始まりました。

私が所属した研究室は、朝の8:15から英論文の和訳授業を開始し、8:45から実験業務を開始するタイムスケジュールでした。

午前中の私の実験結果と精度が悪かったのは、言うまでもありません。

むしろ、実験結果が芳しくなく、その結果深夜に居残りで実験していたときの方が、どんどん良い結果が出ましたし、考察も捗りました。

教授には、
「全員が研究室にいる昼間に実験して結果を出せ」
とよく怒られましたが、深夜の方が頭が冴えるので、そこは申し訳なく思いながらも、深夜メインで実験を進めました🌞

このように実体験をもとに自分が夜型であると自覚して行ったのですが、一度、
「成功者は朝型が多いから、自分も無理やり朝方にしてみよう」
と思い、実験してみたことがあります。

自分の意志だけでは朝に起きることは不可能なので、強制的に早朝に起きなければいけない状況を作ってみたんです。

それが、ローソンの早朝バイト。

朝5:00 〜9:00 の勤務だったので、起床は4:00 です。

必然的に、寝る時間を早くしないと睡眠不足になってしまうので、22時就寝にしました。

習慣化するまでに、一般的に3ヶ月はかかると言われているので、とりあえず3ヶ月はやってみようと考え、早寝早起きを開始しました。

結果、6ヶ月経っても早寝早起き生活は苦痛なままでした😇

22:00 に寝て4:00 に起きるので、6時間は寝ているはずです。

なのに、4:00 に起きた日は、午前中だけでなく、午後も眠い。

1日中眠い。

22:00には倒れるように布団に入り、また4:00 に起きる。

私に一番合ったライフスタイルは3:00 に寝て12:00に起きるというもので、睡眠時間の違いから単純に比較することはできないのですが、午前中寝ることができた日は午後から眠気なく集中して作業ができます。

早朝バイトを辞めてライフスタイルを戻した結果、数日の経過で1日中眠いという状況から抜け出すことができました。

こうして、無理やり朝型になるという試みは中止、自分に早寝早起きは向いていないという結論になりました。

小中高での朝起きることが苦手という自覚、大学生での起床時間調整による検証、早朝バイトでの強制朝型化の中止という段階を経て、自分は明確に夜型なんだと自覚したわけです。

ちなみに、国立精神・神経医療研究センター主導で、19の設問に答える事によって自分が朝型なのか夜型なのか判断してくれる、簡易診断が開発されています。

朝型夜型簡易診断(http://www.sleepmed.jp/q/meq/meq_form.php

私も試しに回答してみたところ、超夜型という結果が出ました🙂

夜型を超えた、超夜型だった

自分が朝型なのか夜型なのか把握することができたら、その型に合った生活を送れるよう、働き方を含めたライフスタイルを作り直していくと良いと思います。

それが健康にもつながりますし、集中して物事に取り組むことができるようになり、あなたの本来の能力を存分に発揮する助けにもなります☀️

 

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