性格、人間関係、能力開花
いたみわすれ整体師の山川翔一です。
あなたは、人間の性格は大きく分けて3つに分類されるということを知っていますか?
ここでは仮に、その3つの性格をA、B、Cと呼ぶことにしましょう。
Aの性格の人は、世間体、空気感、特別感を大事にします。
Bの性格の人は、自分にとってメリットがあるかどうかを重要視します。
Cの性格の人は、大切な人(家族や親友、仲間など、特定の個人)のためになることを最優先に考えます。
この大分類を知っているだけでも、人との関わり方、声のかけ方が大きく変わるんです。
例えば、こんな事例を聞いたことがあります。
父親がB(自分にとってのメリットが重要)、母親もB、娘さんがC(家族のためになることが最優先)の性格の家族構成でした。
娘さんが、あることに関して両親に報告をしたそうです。
娘さんの性格は「家族のためになることが最優先」なので、ある話を両親に通すときに、「お父さんとお母さんのために」と発言しました。
その時、娘さんは両親に、
「本当はお前自身のためにやりたいことなのに、他人のためにと嘘をつくのはやめなさい。正直に、自分のためと言ったらどうだ?」
と怒られてしまったそうです。
悲しいすれ違いですよね。
娘さんにとっては、「お父さんとお母さんのために」というのは本心であり、当たり前のことなんです。
なぜなら、Cさんの価値観の最優先事項は「家族のためになること」だから。
ですが、父親も母親もBの性格なので、「自分にとってメリットがあるかどうか」を重視します。
人間は、「自分にとっての常識は相手にとっても常識」と思い込んでしまう傾向があります。
両親は、自分たちがBの性格なのだから、娘もBの性格のはずだ、と思い込んでしまっていたのでしょう。
だから、娘さんが「お父さんとお母さんのために」と本心で言っているのに、嘘をついていると思い込んでしまった。
「本当は自分のためにやろうとしているのに、他人のためにと言い訳をしている」と捉えてしまったんです。
これは、誰も悪くないすれ違いです。
A、B、Cの性格の違いを知り、自分の性格と相手の性格がどれに当てはまるかを知っていれば、起きなかったはずのすれ違い。
だから、性格の3分類を学ことが重要なんです。
これは家族や友人との人間関係だけでなく、恋愛や仕事にも応用することができます。
例えば、好きな人とのデートの時。
人間、ほとんどの人が褒められると嬉しいものです。
ですが、複雑なことに、Aの性格の人(世間体、空気感、特別感重視)と、Bの性格の人(メリット、コスパ重視)では、嬉しい褒められ方、嫌な褒められ方が真逆なんです。
Aの性格の人は、「具体的に褒められる」ことがあまり好きではなく、「目的語がない、全体的な褒め方」が好きな傾向があります。
あなたの好きな人(Aの性格とします)が、デートの時にとても綺麗な髪飾りをつけてきてくれたとしましょう。
服装も気合が入っています。
ネイルも香水も拘ってくれているようですが、1番似合ってると感じたのは髪飾り。
そこであなたが「今日の髪飾り、すごく似合ってる!」と彼女を褒めたとしたら。
優しい彼女は素直に喜んでくれるかもしれませんが、もしかしたら、
「褒めてくれるのは髪飾りだけ? 服も、ネイルも、香水も気合入れたのに、そこは褒めてくれないの?」
と思ってしまうかもしれません。
Aの性格の人は、具体的にピンポイントで褒められると、「そこは良いけど、他はダメなの?」と考えてしまうんです。
逆に、「今日はいつもと違うね。すごく似合ってる」と具体的ではなく、全体的に褒めた場合は、頭の中で良いように補完してくれて、
「今日は髪飾りと服装とネイルと香水をがんばったから、その全部を褒めてくれてるんだ!」
と解釈してくれます。
だから、Aの性格の人を褒めるときは、具体的ではなくふんわりと全体を褒めた方が喜ばれることが多いんです。
逆に、Bの性格の人は、全体的ではなく、ピンポイントに褒めた方が良かったりします。
Bの性格の人に「今日はいつもと違うね、似合ってる」と褒めても、
「どこのことを言ってるの? 髪飾り? 服装? ネイル? 香水? 本当はよくわからないから、適当にお世辞を言ってるんじゃないの?」
と疑ってしまうんです。
Bの性格の人は、全体ではなく、「今日の髪飾り、すごく似合ってる」とピンポイントで褒めてあげると、「今日は髪飾りにこだわったからね」と素直に喜んでくれます。
これを知っているのと知らないのとでは、恋愛の成功率に大きな違いが出てくると思いませんか?
A(世間体、特別感、空気感重視)、B(メリット、コスパ重視)、C(大切な人のためになること重視)の性格の違いは、ものを買う時の動機にも現れます。
Aの性格の人がものを買う時に重要視するのは、「店員が自分のことを顧客として特別扱いしてくれるかどうか?」です。
買うものが自分にとってあまり有用でなくても、店員が「あなただけに」「あなただから」と特別扱いしれくれれば、Aの性格の人はその商品を買いたくなるんです。
一方で、Cの性格の人がものを買う時に重要視するのは、「店員と友達として対等に仲良くなれるか」です。
特別扱いではなく、店員と対等に、友達として仲良くなれた時、商品を買いたくなります。
その商品が自分にとって有用かどうかは、あまり重要ではないんです。
逆にBの性格の人は、店員との関係性を重要視しません。
自分にとって、その商品が有用かどうかを基準にします。
店員に特別扱いされようが、友達として仲良くなれようが、自分にとって有用であれば買いますし、有用でなければ買いません。
この性格分類を「接客する側」「商談を持ちかける側」が知っていて、かつ相手の性格がどのタイプか予めわかっていれば、仕事を有利に進めることができると思いませんか?
もちろん、これらは傾向であり、必ず一致するものではありませんが、知っているのと知らないのとでは、大きな違いが出てきます。
自分の性格を知り、相手の性格との違いを知ることができれば、多くの人間関係の悩みが解決できるようになるんです。
人間の悩みの大部分は「健康」「人間関係」「お金」の3つと言われています。
逆に言えば、人間関係の悩みを解決できれば、今よりももっと楽しい人生を送ることができると思いませんか?
家族関係、友人関係、恋愛、ビジネスなどを円滑に進めるためにも、この3つの性格分類を知っておくと良いですよ☀️
実は、この3分類は非常に大まかに分けたもので、もっと細かく見ていくと12分類になり、さらに細かく見ていくこともできます。
例えば、Bの性格の中でも、他人との競争が好きなタイプと、他人を気にしない(他人との勝ち負けではなく、過去の自分と比べて成長したかどうかが大事)タイプがいたりします。
競争が好きな性格の中でも、短期の勝負が得意な人と、中長期の勝負が得意な人に分かれます。
これを知っていると、仕事で自分の得意なことを生かしやすくなるんです。
自分でビジネスを行っている人であれば、展開の方向性を決めたり、自分と似た性格の人や、逆に自分にないものを持っている人をパートナーとして探すことができるようになります。
仕事では、社内の人間関係を円滑にしたり、自分や部下の能力開花に応用することもできます。
人間関係の改善や能力開発に興味がある人にとって、この性格分類は必須の知識なんです☀️
当院では、希望者にはこの性格分類の詳しいお話を施術後にお伝えしています。
ご自身の性格分類はもちろん、ご家族や友人などの性格分類もお伝えします。
当院をご利用の際は、ぜひご活用ください。
健康の悩みと、人間関係の悩みを一気に解決してしまいましょう🙂
ご精読いただき、ありがとうございます。
感謝いたします。
自然治癒メディカルサロン 隠れ家整体院 穂むら
いたみわすれ整体師 山川翔一