私の治療家としてのテーマと夢
はじめまして。
自然治癒メディカルサロン 隠れ家整体院 穂むら 院長の山川翔一と申します。
「患者様に、心身ともに美しく健康なままで生涯を過ごしてほしい」
そんな想いで一心に勉強し、今でも毎日知識や技術を学んでいます。
私の人生のテーマは、「できるだけ多くの人の健康寿命を伸ばすこと」です。
科学技術と医療の発展で、私たちの平均寿命は飛躍的に伸びました。
2001年の平均寿命は、男性78歳、女性84歳。
2019年の平均寿命は、男性81歳、女性87歳。
たった18年間で、平均寿命は3歳も伸びています。
引用:e-ヘルスネット 平均寿命と健康寿命
しかし、この事実を純粋に喜ぶことはできません。
なぜなら、平均寿命が伸びていても、平均寿命と健康寿命の差は縮まっていないからです。
引用:e-ヘルスネット 平均寿命と健康寿命
健康寿命とは、「日常生活に制限がない健康な状態の期間」です。
健康寿命が終わる時とは、例えば重い病気であれば、がんや脳卒中、心筋梗塞、認知症などが該当するでしょう。
それほど重いものではなくとも、めまいで真っ直ぐ歩くのが難しかったり、痛みで起き上がるのが苦痛な場合もあるでしょう。
どれも苦しい状態ですよね。
上の図を見て分かる通り、平均寿命と健康寿命の差は約10年あります。
つまり、多くの人が「人生の最後の10年を自力で生活することが難しい状態で過ごしている」ということなんです。
病院に入院しているかもしれませんし、施設に入っているかもしれません。
自宅で家族に介護されているかもしれません。
やりたいことを自由にすることができないばかりではなく、家族に迷惑がかかったり、病院代や施設代などで大きな出費が出てしまっているということ。
私たちは平均寿命が伸びはしましたが、最後の10年間は苦しみながら、家族に迷惑をかけながら生きるしかないという状況は何も変わっていないのです。
しかも、世の中には、日常生活に支障が出るほどではないにしても、痛みや気になる症状があるという、いわゆる半病人の方も数多く存在します。
そのような半病人を含めると、平均寿命と健康寿命の差はさらに大きくなるでしょう。
平均寿命が伸びたことは喜ばしいですが、それは単純に喜べることではありません。
苦しみの10年間を、短くすることはできないのでしょうか?
死ぬまで健康でいることは、不可能なのでしょうか?
私の夢は、「私と関わったすべての人が、老衰で最期を迎える瞬間まで何の病気もなく、痛みもなく過ごしてもらうこと。美しく健康なまま長生きし、最期は寝込んだりせずに、自分の人生に満足して笑顔で旅立ってもらうこと」です。
私の施術や生活習慣指導は、がんや脳卒中、心疾患、認知症などにならず、痛みや不調もなく、最期の瞬間まで人生を自由に楽しんで、満足して旅立っていただくことを目標に行なっています。
人の幸せは、人ぞれぞれです。
あなたにとっての幸せは何でしょうか?
大切な家族と一緒に、最期まで健やかに過ごすことでしょうか?
若い時にはできなかった旅行などを、めいっぱい楽しむことでしょうか?
思い残すことがない、最高の終わり方はどんなものでしょうか?
それが何であれ、前提として健康は必須なものです。
腰が痛い、膝が痛い、肩が上がらない、自律神経がおかしい、めまいがする、ふらついてよく転んでしまう、耳が聞こえない、老眼でよく見えない、頭の回転が鈍い、がんや認知症になってしまう……。
そんな状況では幸せな人生を送り、満足した最期を迎えることは難しいでしょう。
健康とは幸せな人生の土台であり、欠かすことができないもの。
生涯を健康で過ごすお手伝いをすることで、あなたの人生の幸せに貢献できれば嬉しいです。
次は、私がなぜ人の健康に関わる治療家になろうと思ったのか、そのきっかけから書いていこうと思います。
→次の記事 【自己紹介と幼少期の経験〜鍼灸師になるまで】