整体練習会を開催しました(施術効果を上げる姿勢、神経を繋いで痛みを取る方法など)

“30秒”私にください!


整体×栄養×エネルギー療法で、手術や薬に頼らずに元気になる

いたみわすれ整体の山川翔一です。

当院で整体練習会を開催しました。

今回の内容は、

・調和の姿勢(形、軸、回転)の確認
※調和の姿勢に関しては過去記事【基礎であり、奥義でもあるもの】をご覧ください

・腸腰筋の場所、形、鍛え方の確認

・腸腰筋に特化して調和の姿勢の精度を上げる方法

・丹田〜膻中〜肩〜肘〜手首まで繋げているか確認
・力を入れて繋ぐ練習
・脱力して繋ぐ練習
・繋いだまま撫でる施術の練習

・重力と半力を応用して施術効果を上げる方法

・手の中で重力と半力を相殺して、包むだけで筋肉や内臓を緩める方法

・背骨の神経を繋いで全身の痛みをとる施術方法

・首の骨を調整して全身を緩める方

となりました。

治療家あるあるで、患者さんが無意識に力んでしまっていてうまく施術ができない時に「力を抜いてくださいねー」とお伝えすることがあります。

患者さんが力んでしまっていると、筋肉が硬くなったり、関節が動かなくなってしまうので、施術効果も落ちてしまうんです。

なので、施術者もなんとか患者さんに力を抜いてもらおうと声をかけます。

ですが、そういう時は「施術する側が力んでいて、それが患者さんに伝わってしまっている」パターンが多かったりするんです。

これは体感しないとなかなかわからないのですが、すぐ近くに力んだり、緊張したりしている人がいると、周りの人にもそれが伝わります。

なので、施術する側が力んでいると、患者さんもつられて力んでしまうんです。

また、施術者の威圧感が強くて、患者さんが緊張してしまっていることもあります。

誰でも、仲の良い慣れ親しんだ人の隣にいる時はリラックスできますが、よく知らない人や、怖そうな人の隣にいると、緊張して体もこわばってしまいますよね。

特に整体施術となると、受ける側は逃げることもできませんから、施術する人の雰囲気はとても重要です。

そこで便利なのが、セミナーでお伝えしている調和の姿勢です。

この姿勢をとっていると、自分の余計な力みが抜けて、かつ威圧感が消えて雰囲気が穏やかになるんです。

つまり、調和の姿勢をとりながら施術することで、患者さんの余分な力みや緊張をとることができるようになります。

姿勢を変えるだけで、今の技術を変えないまま治療効果が上がるので、これをマスターしない手はないですよね。

また、普段の生活に応用すると、家族仲が良くなったり、職場の人間関係が円滑になったり。

なので、調和の姿勢の習得は治療家だけでなく、すべての人におすすめできるものになります。

そうそう、この姿勢は余分な力みを抜きながらも、筋出力は上がるので、武術にも応用できます。
(というより、調和の姿勢のルーツが古武術であり、昔の日本人は当たり前のようにこの姿勢をとっていたと考えられます)

自分の動きは滑らかなり、筋出力も上がり、逆に相手は力が入りにくくなる。

やばそうですね🙂

また、今回もお馴染みの丹田〜膻中〜肩〜肘〜手首まで繋げる練習を行いました。

膻中というのは、乳首と乳首の間、胸のど真ん中にあるツボの名前です。

あなたは、寸勁瓦割りを見たことがあるでしょうか?

瓦に触れた状態から、最小の動きで瓦割りを行うものです。

私も五枚までならやったことがあります。

至近距離からの攻撃なので、全身の関節を連動させて、てこの原理をフル活用する必要があります。

てこの原理は、少ない力で大きな力を出すことができますよね。

それを手首や肘、肩、背骨など、すべての関節で同時に行うことができれば、少ない力と動きでとんでもない威力を出すことができます。

その基本になるのが、全身の関節に意識を通して連動させること。

これを便宜上「繋ぐ」もしくは「通す」と呼んでいます。

瓦割りや打撃に応用するととんでもない威力を出せますし、施術に応用すれば少ない力で大きな効果を出すことができます。

セミナーでお伝えしている施術は揉むのではなく、撫でる、包むなどがメインですから、加減を間違えて患者さんの体を壊してしまうこともありません。

患者さんの体への浸透度合いが大きくなるイメージですね。

重力と半力も、応用すると施術効果が高まります。

自分の姿勢に取り入れれば、同じ施術をしていても効果が上がりますし、患者さんを包む手の中で活用すれば、包んでいる筋肉や内臓を緩めることができます。

特に内臓を緩めることができるようになれば、胃もたれや下痢、便秘、不妊症など、通常の整体では対応できないことも施術できるようになります。

もちろん、内臓の不調は首の骨、背骨、自律神経なども関与していますので、それらと内臓への直接の施術を組み合わせれば、とても多くの症状に対応できるようになります。

大切なパートナーや子供が腹痛だったり、不眠だったり、倦怠感がある時に自分がケアできるとしたら、こんなに嬉しく、安心できることはないですよね。

他にも、今回のセミナーでは背骨の神経を繋いで全身の痛みをとる施術方法や、首の骨を調整して全身を緩める方法もお伝えしました。

言葉だけだと難しいように感じるかもしれませんが、この2つの施術方法は素人でも、施術未経験でも、1日でできるようになるくらい簡単なものです。

骨の名前や筋肉の場所などを知らなくても結果が出せますので、「とりあえず家族の不調をなんとかしたい」という方や、「将来的には整体師としての独立も興味があるけど、どこから手をつけたら良いかわからない」という方にもオススメです。
(正直、この2つを身につけるだけでも、世の中の7割の整体院よりも結果が出せるようになると思います)

現在は、あるコミュニティ内でご縁があった方にしかセミナーを開催していませんが、要望が多ければ素人向け、施術身経験者向けの整体技術セミナーを開催することも考えています。

無料体験会を開催することもできますので、ご希望の方はぜひ当院のLINEやお問い合わせフォーム、各種SNSのメッセージでご連絡ください🙂

 

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