言わないと伝わらない

“30秒”私にください!
整体×栄養×エネルギー療法で、手術や薬に頼らずに元気になる

いたみわすれ整体師
山川翔一です。

先日、嫁さんが私に対してのセミナーを開きました。

題して、

「旦那のための人生が豊かになるセミナー〜嫁は地球を救う〜」だそうです。
(地球を救うのは良いことですが、旦那も救って欲しいですね😌)

何をしたかというと、私と嫁さんがそれぞれ「人生において大事だと思う事柄」をピックアップし、それに対しての現状と今後の理想をお互いに述べていくというもの。

例えば、

・お金
・人間関係
・健康
・美しさ
・人格
・運
・食生活
・睡眠
・自己実現
・自由
・時間
・オーラ
・死生観
・武勇伝(自信、成功経験)

などです。

これらについて、夫婦でお互いに考えを述べ合いました。

私と嫁さんは、性格や考え方が真逆です。

どれくらい逆かというと、

私:論理的に組み立てる
嫁:閃きで判断する

私:リスクヘッジ、今より悪くならないように保険をかける
嫁:未来志向、今より良くなることを考える

私:これまでの経験と統計を下地にした直感(あとから考えると理屈が説明できる)
嫁:経験とは無関係な降りてくる直感(あとから考えても理屈がわからない)

私:地道な努力と継続
嫁:開運、ノリ

私:役に立つ商品かどうかを重視する
嫁:販売している人を重視する

などです。

よくここまで違う性格同士で結婚したと思います。

逆にいえば、お互いに違う性格、傾向だからこそ、何か問題が起こったときにお互いの得意分野で解決できるともいえます。

嫁さんが苦手で私が得意な問題だったら私が対応するし、私が苦手で嫁さんが得意な問題だったら嫁さんに対応してもらう。

もし同じ考え方の夫婦だったら、二人とも苦手な問題が出てきたときに大変ですからね。

ですが、違う考え方の二人だからこそ、日頃から価値観の共有をしておかないと、相手の考えていることがさっぱりわからなかったりします。

「自分はこう考えているから、相手もこう考えているに違いない」と思って行動すると、全く違っていたり。

おそらく、世の中の夫婦や友人のすれ違いは、そのようにして発生していくんだと思います。

大事なのは、お互いの考えを口に出して伝えること、定期的に話し合いをすることです。

自分と相手は違う人間なんだから、考えが同じとは限らない。

「言わなくても伝わる」ということもありますが、基本的には「言わないと伝わらないし、言っても正確には伝わらない」ことがほとんどです。

患者さんに対しても、私は同じスタンスで接しています。

この場合は、考え方が違うのはもちろん、体や医学に対する知識量の違いが大きな差になります。

私たち治療家からすれば言わなくても当たり前なことでも、患者さんは知らないということが多いんです。

「脳は神経細胞の塊なんですよ」
「ふくらはぎは足腰と密接な関係があるんですよ」
「交感神経は背中・腰と関係が深く、副交感神経は首・お尻と関係が深いんですよ」
「頭蓋骨がずれると内臓の負担も大きくなるんですよ」
「そもそも頭蓋骨は小さな骨がたくさん組み合わさってできてるんですよ」
「食生活と腸内環境は、健康だけでなく性格にも影響を与えるんですよ」

などなど、挙げるとキリがないくらいです。

これらのことを、「患者さんも知っていて当たり前」ではなく、一つ一つ丁寧に説明するようにしています。

たまに、

「そんなことも知らないんですか? もっと勉強した方が良いですよ」

と言ってしまう専門家もいますが、私に言わせれば、

「素人はそんな専門的なこと知りませんよ。そんなことも知らないんですか?」

です。

「言わなくてもわかるでしょ」と思わずに、丁寧に話をする。

専門的な知識の中から、相手にとって重要なことを選び出し、わかりやすいように噛み砕いて説明する。

そんなことを意識しながら、嫁さんや患者さんと接しています。

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